石こうボードとクラックとの関係性 タッピンねじ(ビス)留め付け方を改めて…

今日のお話

石こうボードの施工方法

今回は職方さんがもしかしたら
やっているかもしれない
事例を挙げてみました

自分はやっていない!って
方はもちろんのこと

もしかしたら・・・って
ドキッとした方

改めて確認ってことで
読んで頂けると嬉しいです

     


群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”
など
【天井や壁】の内装工事を施工しています

(株)中島内装の中島と申します


普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど

工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!


前回に引き続き
クラックの発生を低くする
石こうボードの施工方法について


前回は施工マニュアルに則って
お話をしていきました


今回は工事を行う職方さんが
もしかしたらやっているかもしれない
クラックを発生するリスクを
高めてしまう事例を紹介していきます


これから紹介しているコトを
やっている皆さんは
見直していただきたいです


まずは、石こうボードを留め付ける
タッピンねじ(ビス)の留め付け深さと位置



今はボード用スクリュードライバーで
ビスを留め付けているのが一般的

タッピンねじを留め付ける
深さが大きすぎると
ビスを留め付けていないのと
同じ状態になる恐れがあります


ボード用スクリュードライバーの
ビス留め付け位置調整を間違えたか
力強くビス留めしたのが原因で
このような現象がおきます

滅多に見ることはないけれど
ビス止め深さが大きいモノは
壁の強度が落ちるので注意が必要です


ビスの留め付けで注意がいるのが
つなぎ目…ジョイント部分の
タッピンねじの留め付け位置です


ジョイント端部にビスを留め付けても
石こうボードが破損されて
ビスを留め付けていないのと
同じ状態になります


施工マニュアルでもボード端部より
10㎜程度離れて留め付ける
と載っています


自分でなんかしら基準をつくって
ボード端部を留め付けていきましょう


石こうボードとタッピンねじとの
関係性についてお話しました


ビスの端部に近すぎて
留め付けるモノはよく見ます


仕上げ工事でパテ処理をしても
石こうボードの強度は落ちるので
クラックになる可能性が
多少なりとも高くなります


普段注意してボード工事を
やっているかと思いますが

改めて確認するって意味で
この記事を読んで頂けると幸いです



続いて・・・って話が長くなるので
もうひとつ石こうボードを施工する際に
注意して欲しいコトがあるので
改めてお話していきます

先にこっちを話せばよかった(笑)



今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます

建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております

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