改修工事でわかってしまう施工不良事例 吊ボルトの設置間隔

今日のお話

改修工事をしていると
当時の施工者の技量が
よくわかってしまいます

あとで後ろ指刺されないよう
しっかりと施工して欲しいですね

     


群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”
など
【天井や壁】の内装工事を施工しています

(株)中島内装の中島と申します


普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど

工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!



某工場の事務所を改修しています




築年数が相当経っていて
解体していくとその年月を
垣間見ることができます





私が知る中で、築年数が20年超えている
建物に関しては正直言って
施工マニュアル通りにシッカリと
工事をやっているのは少ないです


やっているつもりであろうけど
マニュアルを熟読して施工している
職方さんは当時あまりいないでしょう

それでも大きな修繕工事にならなく
建物が使えていたのは
色んな意味でどうなんだろうって
思うところはありますね


話を戻して・・・


ひと通り改修部分の撤去が終わると
当時施工した箇所に不良部分が…(;・∀・)




軽量鉄骨天井下地において
必須である部材”吊りボルト”
取り付けていませんでした😳😳


推測の域になるけど
30センチ先に吊ボルトがあるので
そこの部分にボルトを設置しなくても
問題ないんじゃね?って

当時施工した職方さんは
勝手に解釈したんだろうな

勝手に解釈したせいで
施工不良になっているんだけどね(;^_^A


吊ボルトの取り付け間隔は
施工マニュアルで900㎜程度
定められています


その間隔を越えてしまうと
天井が垂れ下がってしまう
可能性が高くなります

いくら軽量鉄骨材だとしても
たわみは発生します

そのあたりは理解してほしいですね


吊ボルトを設置してなかったところに
新たにボルトを取り付け

部材の色が全然違いますね(笑)


これでクレーム発生の
可能性が低くなりました


引き続き良いモノをお届けするよう
シッカリと施工していく次第です


この現場に関してはちょくちょく
発信をしていきます

内装下地工事ってこんなことをやるんだって
興味を持って頂けると嬉しいです



今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます

建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております

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