今日のお話:
天井や壁にクラックが
発生する可能性がある施工方法
もしかしたら・・・
こんなことをやってませんか?
念のため確認してください
群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装工事を施工しています
(株)中島内装の中島と申します
普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど
工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!
先週お話していた
壁や天井にクラックが出ないために
どんな施工方法が必要なのかって話
石こうボードの施工で
マニュアル通りやったとしても
工事する作業員がちょっとしたことで
施工不良になる可能性があると
話をした続きになります
意外とやりがちな行為なので
クレームが入らないよう
再確認の意味でこの記事を
読んで頂けたらと存じます
施工不良になる可能性があるのは
石こうボードを加工する際にやる
石こうのヤスリ掛けです
石こうボードをカッターで切断した際
切断面は石こうで凸凹になってます
切断面を平滑にするために
ヤスリで削っていきます↓
その削り方が誤った角度で
やってしまうのが稀にいます(;^_^A
イメージとしてはこんな感じ↓
たまにだけど、カッターで
削る者がいるけどコレもダメ
加工した石こうボード同士を
くっつけてみたのがコチラ↓
表面からみたらちゃんと
つなぎ目がくっ付いてるって
見ることができます
それを側面から見てみると…↓
石こうボードがくっ付いてないで
スキマが見えているのが分かるでしょうか
わかりやすいようにおおげさに削ったけど
ちょっとでもスキマがあれば
壁の強度が落ちてしまい
仕上げ業者がいくらパテ処理をしても
クラックが発生する可能性が
非常に高くなってしまいます
もう15年以上前かな
弊社が携わった物件(間接的に)で
このような事例があって
仕上げ業者と口論があったのを
今でも覚えています
それからかな
ボード加工をするときは
十分気を付けて作業をしています
これが良いモノをお届けする
原点になったのかなって
今思うと感じているところです
以上となります
細かいことを言うといろいろとあるけど
今回と前回お話したあたりは
ボード工事をするときは
注意をして欲しいモノです
次回は畑違いになるけど
仕上げ工事でもクラックが発生する
可能性があるので
チェックして頂きたいです
今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます
建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております