仕上がっている天井に点検口を付ける場合の注意点

今日のお話

夜間工事で天井点検口を
取り付けいる時に・・・

     


群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”
など
【天井や壁】の内装工事を施工しています

(株)中島内装の中島と申します


普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど

工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!


某飲食店にて営業終了後作業

昼作業やった後に夜作業…
協力してくれた職方さんには
ホントに感謝(*´ω`*)


店舗内の設備機器の交換のため
天井点検口を設置する作業です



既存の天井に印を付けて
点検口を取り付ける部分へ穴をあけ


点検口の外蓋を取り付けて



内蓋を取り付けて完了


当然の如く、掃除をやりますよ


なんとか作業時間内に
決められた点検口をすべて
取り付けることができたそうです


・・・だがしかし
1か所だけ点検口のフタの色が
変わってしまったと報告が(;^_^A


写真を見てわかるように
既存の天井の色が茶色になってます


天井に貼られていた建材は岩綿吸音板
この板は基本白しかありません

おそらく、特注色で岩綿吸音板を製造したか
白の岩綿吸音板に塗装をしたかでしょう

岩綿吸音板を特注色で
製造することは可能です

ただし、特注色の製造は
生産するにあたり必要数を越える数量を
つくらなければならないので

受注生産で同じ色の建材を用意するのは
改修工事では現実的ではありません


なので使用した塗料を調べたうえで
後日白い岩綿吸音板の部分に
塗装をする流れになります

開口した部材を再利用できなかったの?

ってツッコミをいただくかもしれまん

それをしたかったんだけど
開口する部分に野縁(Mバー)が
2本あったら再利用できる
可能性が低くなっちゃいます
(写真撮るの忘れた(´;ω;`))

詳しい話はまたの機会で話すけど
天井が仕上がった状態だと
軽量鉄骨天井下地がどのように
組んでいるのかが見当が付きません


化粧石こうボードなら
タッピンねじが見えているので
Mバーがどこにあるか検討できるが
ビニルクロスや岩綿吸音板だと
ビスの位置がわからないので
開口してみないとわからない(;^_^A

↑化粧石こうボードが貼られた天井

↑ビニルクロスが貼られた天井

そんな理由で、うまく開口した材料を
再利用できなかったわけです
(やはり写真がないと説明が…)

これでわかってくれると
ありがたいな(笑)


夜間工事なので塗料の注文は
翌日の昼にやりました

色塗りの作業はまた別の日
出来るだけ早く施工して
工事を完了したいものです


《本日の予定の進捗状況》
見積 △1つ残っちゃいました(´;ω;`)
材料調達 〇

締め切り来週だから早めにやらんと

《明日の予定》
見積
私用でおでかけ




今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます

建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております

タイトルとURLをコピーしました