今日のお話:
壁や天井に発生するクラック
発生する原因は様々です
今回は軽量鉄骨下地について
お話していきます
下地にも理由があるって意外でしょ
群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装工事を施工しています
(株)中島内装の中島と申します
普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど
工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!
建物を使っていることで
自然に発生する可能性がある
壁や天井のひび割れ…いわゆるクラック
地球上に建物をたてている以上
地震などによって揺れると
建物全体が揺れてしまうため
亀裂が生じてしまいます
亀裂が生じる可能性があるモノとして
トラックなどの大きい車が移動する際に
発生する振動もそう
はたまた、室内のドアの開閉でも
クラックが発生する可能性があります
おいおいマジかよ・・・って
驚かれる方もいるでしょうが
可能性はゼロでないことを
覚えていただきたいです
できるだけクラックが発生しないよう
具体的な対策はないのか?って
思われた方いらっしゃるでしょう
クラックが発生しにくくなる知恵や工夫は
確かに存在はします
だけどそれらはシッカリと施工マニュアルに
則って工事を行ってからこそ
性能が発揮される訳で
手抜き工事…施工不良になっていると
クラックが発生しやすくなります
天井や壁をつくる仕事をしている者として
どのような作業、工法がクラックが
発生しやすいのかいくつも見ています
良いモノをお客様へお届けするため
施工する側の皆様(管理者含む)に対して
シッカリと工事をやっているか
確認を込めてお話していきます
・・・前振りが長くてスミマセン(;^_^A
まずは、軽量鉄骨下地工事
石こうボードを留め付ける部材
スタッドやMバー(野縁)が
既定の間隔に設置されているか
確認していきましょう
↑天井と壁の軽量鉄骨下地
石こうボード1枚を貼り付ける場合
部材の間隔は300㎜程度です
当然のことだけど施工マニュアルに
記載されているやり方です
それを無視して、1枚貼りでも
スタッドの間隔を450㎜に
やってしまうケースがあります
特に店舗系の工事の場合
現場指示で450㎜間隔でやるよう
指示をうける割合が高いです
↑店舗工事の様子※この現場はスタッド間隔300㎜です
現場でそう指示をうけたら
やらざるを得ないのもあって
なんだかなぁって思うときがあります
追加でスタッドを入れたとしても
お金を頂けるかは別のお話なんで(;^_^A
さっきちょっとボヤいちゃったけど
元請けの予算の都合上で
スタッドの間隔を大きくしたケースは
ひと昔前まで結構ありました
いまは見積もりの段階でスタッド間隔を
明確にして折衝しているので
そんなことはなくなった印象です
スタッドの間隔300㎜と450㎜
わずか150㎜の差でスタッドが
ある・なしで壁の強度が大きく変わります
できれば店舗系の工事でも
スタッド間隔は300㎜にして欲しいなって
おもっているんだけど
なかなか難しいところがあります(;´д`)
ご理解して頂けると幸いです
軽量鉄骨下地に関しては以上となります
石こうボード工事や表層仕上げ工事でも
施工不良になる可能性があります
今後もお話していくので
しばらくの間宜しくお願いします
今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます
建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております