一般的な天井の多くに
使われている建材が
最近SNSで話題になりました
その建材を扱っている者として
とても興味がある内容でした
その内容と建材について
お話してきます
群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装工事を施工しています
(株)中島内装の中島と申します
普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど
工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!
ちょっと前のことなんだけど
SNS上でこんなことが話題に↓
この投稿を見て
天井をつくっている者として
ツッコミを入れたくなりました(笑)
・・・なぜすぐにやらんの?って
ツッコミは勘弁してください(´;ω;`)
虫がいる・・・
確かになんか虫っぽいのが
うじゃうじゃいるイメージは
わからなくはありません(;^_^A
この模様は”トラバーチン”と呼ばれる
大理石にみられる特有の柄です
↑トラバーチン模様の大理石
そのトラバーチン模様を似せて
天井に張り付けています
それがいわゆる”化粧石こうボード”と
呼ばれている建材です
↑化粧石こうボード2種類
代表的な化粧石こうボードといえば
吉野石膏社が販売している
ジプトーンって呼ばれるモノです
いろんな店舗や病院、公共施設まで
たくさんの天井に使われています
決して、虫の柄ではないのであしからず
どうしてこんなに化粧石こうボードが
普及されたかにはいくつか理由があって
初期コストが掛からないのと
メンテナンスがしやすいから
初期コストが掛からない理由として
化粧石こうボードは軽量鉄骨下地に
張り付けておしまいだからです↓
↑化粧石こうボード施工中
天井がビニルクロス(壁紙)だと
更に作業工程が増えてしまいます
できるだけコストを抑えて
建物をつくりたいという
お客様からの要望から
開発されたものと聞き及んでます
もうひとつのメンテナンス性について
化粧石こうボードは
軽量鉄骨下地にタッピンねじ(ビス)で
留め付けているだけです
そのため、天井裏で何か不具合が
あった場合容易に点検・修理ができます
↑天井補修工事の様子
これらの理由によって
化粧石こうボードが普及されました
どうして化粧石こうボードが
トラバーチン柄なのかは
ネットニュースで解説しているので
コチラをみたのが早いかも
化粧石こうボードにも
メリットがあればデメリットもあります
次回はデメリットや施工に関する
注意点をお話していきますね
建材のことがわかってうえで
天井を見上げてもらうと嬉しいです
今日はこのへんで
ご覧いただきありがとうございます
これからも宜しくお願いします
建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております