地震と千鳥の壁下地との関係で注意しないとならないこと 

群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”
など
【天井や壁】の内装工事を施工しています

(株)中島内装の中島と申します




1月17日は阪神淡路大震災が
発生した日です

「死ぬのが怖いから頑張る…そんな状況」5歳で母を亡くした男性 阪神淡路大震災から29年 能登の被災者へ祈り(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
能登半島地震の発生時刻、午後4時10分。 兵庫・神戸市で黙とうがささげられた。 阪神淡路大震災で母を失った男性が抱く思いとは…。



発生当時私は中学2年生
テレビで流れた映像をみて
ホントに同じ日本で起きたことなの?って
当時感じていたのを覚えています

建設業界としては
これを機に”耐震”に関する意識が
高まったと思います


1月1日に発生した
能登半島地震においても
倒壊した建物をみると
地震の凄さを改めて痛感


私が今の仕事でできることは
耐震性能を持っている製品を
提案、施工することかな

実際の所、建物のオーナーさんが
決めることなので強くお願いは出来ないけど
耐震に関して理解して欲しいモノです



話は変わって・・・
今施工している”遮音壁”

軽量鉄骨壁下地のスタッドを
千鳥にして組み立てていますが
そうすることによって
注意をしなければならないことがあります


それは、”振れ止め補強ができない”こと

軽量鉄骨壁下地において
骨組みが揺れないように
”振れ止め補強”を必ず設置します


千鳥でスタッドを組んだ場合
言わずもがな、振れ止め補強を
設置することができません


そのため、各メーカーにおいて
遮音壁の高さの制限を設けてます

↑吉野石膏耐火遮音システムカタログより

施工する側としても
メーカーが推奨している高さを
超える場合、元請けと相談して
スタッドの種類を変更を
お願いしているケースがあります


万が一、大きな地震が発生して
規定高さを超えた場合
責任を負いかねるので
ご理解して頂きたいですね


ちなみに…既定の高さを
超えた場合の遮音壁の仕様は
モチロンあります


遮音壁においても地震に対する備えを
して頂ければと存じます




今日はこのへんで


ご覧いただきありがとうございます

これからも宜しくお願いします

建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております

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