
今日のお話:
よく問い合わせがある
ビニルクロスと石こうボードの
関係性についてお話します
群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装工事を施工しています
(株)中島内装の中島と申します
普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど
工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!

ボード2枚貼りで
下貼り12.5㎜
上貼りは9.5㎜で
不燃クロス施工は大丈夫?

9.5㎜の石こうボードは
不燃材料であれば
大丈夫ですよ

9.5㎜の不燃ボードって
コストはどうなの?

12.5㎜より高いです

● ● ● ●
現場監督さんとちょくちょく起きる
仕上げ材料に関する打合わせでのやりとり
壁紙…ビニルクロスにも不燃・準不燃材料の
概念が石こうボード同様にあります

薄っぺらい壁紙で不燃材料?って
ギモンに思った方がいるでしょう

たしかに、ビニルクロスだけでは
不燃・準不燃材料にはなりません
ビニルクロスを施工する”基材”との
組み合わせによって(準)不燃材料と
認定される仕組みとなっています

というわけで、ビニルクロスを貼る
下地材に一般的に使われているのが
弊社が取り扱っている石こうボード

ホームセンターなどで売られている
一般的なものでいうと
12.5㎜厚は不燃材料
9.5㎜厚は準不燃材料となってます

↑吉野石膏HPより引用
防火区画壁など設計の指示によって
石こうボードを12.5㎜と9.5㎜を
重ねて貼る場合があります
設計の仕様で壁紙を不燃材料に
しないとならない所で
9.5㎜を上貼りをしてしまうと
先程説明した壁紙の”基材”を考えると
9.5㎜は準不燃材料になるので
不燃材料認定が取れなくなります
2枚貼ってるからその分厚みが出て
問題ないんじゃね?って
思う方がいらっしゃるでしょう
その言い分は一切認められてないので
施工する際は注意してください
あくまでも、基材の材料がベースとなります
やむを得ず、9.5㎜の石こうボードが
上貼りにしなくてはならない場合は
9.5㎜厚の不燃石こうボードがありますので
それを使用してください

↑吉野石膏HPより引用
以上となります
今回説明したことは冒頭話した通り
勘違いしやすい事例です
その勘違いで何度か石こうボードを
貼り換えた苦い経験があります(;^_^A

良いモノをお客様へお届けする
アドバイスになれば幸いです
このように内装工事できになることがあれば
どんなことでも構いませんので
お気軽にご相談ください
今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます
建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております