作業工程を無視しての施工はタブーなワケ

今日のお話

当たり前の話だけど
当たり前にできていない
ケースが見受けられます

工程を無視して
工期を間に合わせようと
していませんか?

     


群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”
など
【天井や壁】の内装工事を施工しています

(株)中島内装の中島と申します


普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど

工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!


とある建物の改修工事をやっています



天井裏にある設備機器の更新のための
天井改修工事です


既存の天井を撤去して
設備機器を新しいのに交換して
再度天井をつくって行く工程


天井の復旧ができるところから順に
軽量鉄骨下地をやっているところ


そして石こうボードや岩綿吸音板を
施工しています



改修工事…新築工事でも同様ですが
作業工程を他業種の職方と
打ち合わせをしていかないと
良いモノをお届けすることができません



天井を施工するにも以下の工程があって

天井裏の設備・電気の設置・配線処理

軽量鉄骨天井下地

設備・電気配線処理

照明器具等軽鉄下地干渉部補強
(天井軽鉄下地開口補強)


天井石こうボード

天井開口部ボード切断
照明器具等取り付け

完了

※写真はイメージ

青文字は弊社の作業ですが
それらをやる前後で他業種の仕事が
いくつかあるのがおわかりでしょうか


天井に限らず壁にも工程があって
それを無視してやると
トンデモナイことになるので
他業種の方々と打ち合わせをして
良いモノをつくっていくのが鉄則です



工期が無い現場でよくありがちで
工程を無視してやって欲しい…と
現場から言われることがあります

できるだけそうならないよう
現場監督を含め綿密に打ち合わせを
するようにしていますが

やむを得ない場合は
いろいろと条件を取った上で
作業をすることがあります(;^_^A


一度経験したことがあって
ある部材の納入が遅れて
待っていると工期に間に合わないようで
無理やり天井を施工したことがあります

天井の施工した後にその部材を
取り付けるために天井裏へ潜った際に
誤って天井を破損してしまったことが…


↑天井らに潜って破損した軽鉄天井部材※イメージ


けが人は出なかったモノの
もしかしたら天井から落下…って
なっていたかもしれない事例


そんな経験をしたからこそ
工程を無視して作業をするのが
タブーだと考えています

余計な作業をしたくないのでね


いくら工期が無くて焦っていても
工程をおかしくしてまで
間に合わすのは決してやってはいけません

良いモノをお届けするための必須条件です




今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます

建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております

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