今日のお話:
岩綿吸音板を用いた
天井の補修工事が始まった
補修工事で岩綿吸音板が
めっちゃ大変…
どうしてなのかお話していきます
群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装工事を施工しています
(株)中島内装の中島と申します
普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど
工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!
とある公共施設の改修工事が
先日より始まりました
築年数が経過して天井裏にある
設備機器を交換する工事
建物内の天井の半分以上を撤去して
行われる大規模な内容です
半分以上天井壊すなら
全部天井やり直したのが早いんじゃね?って
思ってしまうのは私だけでしょうか(;^_^A
この建物の天井は岩綿吸音板で
仕上がっています
その天井を補修するにあたって
他の天井材を扱うより事前作業に
イチバン時間が掛かってしまいます
一般的な石こうボードや化粧板なら
剥がして新しいモノを貼り直せば
それで済むんだけど
岩綿吸音板は石こうボードを下地として
接着剤とステープルで施工していきます
そのため、補修しない建材と
新しく貼るモノとの継ぎ目処理を
事前にやらないといけません
そうしないと目違いやが起こり
見栄えがトンデモナイことになります😅😅
この作業はスクレーパーを用いて
地道にコツコツ端部を剥がす
2人でやっても1週間以上
掛かってしまう物量
ホント面倒…もとい手間が掛る作業
これをしっかりやるかやらないかで
仕上がりが変わってきます
改修工事において見た目では
わからない作業がいくつかあります
その中でも今回紹介した
岩綿吸音板の端部処理は
大変な作業の部類になります
実際改修工事が終わると
大変だったなんて見た目では
分からない状態
岩綿吸音板の改修工事は
手間がかかるんだって
解って頂けると幸いです
そうそう…改修された岩綿吸音板の
色が異なっていることがあります
建材自体が定期的に標準色を
変えている都合があって
築年数によって同じ色で
改修工事をすることは難しいです
もし同じ色にしたい場合は
別途特殊な塗装工事が必要になります
他にも岩綿吸音板に関して
気になることがありましたら
何でも構いませんのでご相談ください
今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます
建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております