若者の建築業界離れで想うこと

今日のお話

人手不足が~って
よく聞くけど

それって業界全体が
そういうふうにしてきた結果

ヒトがいないのに工期は守れは
もう通じないよ
     


群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”
など
【天井や壁】の内装工事を施工しています

(株)中島内装の中島と申します


普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど

工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!



現場週休二日?
工期がないのもあるけど
職人が稼げなくなるから
週休二日はしないよ


ある現場の所長とお話したときに
職場の週休二日制をどう思ってるか
聞いたときのコメントです


その方は40年のキャリアを持つ
現場監督さんで
職人目線で段取りをしてくれる方

厳しいことも言うけど相談も乗ってくれる
私が知り合った中でも
お付き合いが長い監督のひとりです



今年から始まっている建設業の
2024年問題のひとつで

週2日間は休みにしなさいと
国が定めたルールについて

先程のコメントは現場監督さんの
私見で話したものです


私自身その意見には賛成

しっかりと休みたいって思う者がいれば
いっぱい稼ぎたいって思う者もいます


いっぱい稼ぎたい人は無理をしない程度で
働くことができる環境が必要だと
私は考えています


私の業界の話になるけど
職方の稼ぎ方は日給制か
手間請け…歩合制(と言ったのがわかるかな)

のいずれかになります

週休2日制になると月間で4~5日分
稼ぎが減ってしまいます

4~5日分の稼ぎを転嫁できれば
全く問題ないんだけど

今の業界の体質ではそんなことは
ゼッタイにできません・・・


どうして価格転嫁ができないのか

工事単価がここ数年大幅に
上がっていないからね(;´д`)ゞ


建材費が高騰している分
工事単価が上がりつつあるけど

人件費が大幅に上がることは
決してありませんからね


われわれ工事業者は元請けがいて
仕事を成り立っているモノ

元請けが掲示した金額でやるかやらないか
判断するのみ

下請け業者に決定権なんて
無いのも等しいこの業界

そりゃ3K(きつい きたない きびしい)
業界で稼げないなら働きたくなくなるわな

日本の若者の「建築業界離れ」がかなり深刻に…「労働時間は長く賃金も低い」厳しい実態(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
国立社会保障・人口問題研究所が最新の将来推計人口を発表し、大きな話題になった。50年後の2070年には総人口が約8700万人、100年後の2120年には5000万人を割るという。 ただ、多くの人が

元請け大手では徐々に
工事単価が上がってきているそう…

ただ地方の元請け会社は
まだまだそうも行かないのがね


もう遅かわからないけど
この業界のことを抜本的に
変えていかないと

どんどん若手従事者は減る一方

DXやら技術革新は二の次で
それらを使いこなせる技術者を
育てるのが先だとおもう私です


いい加減わかってくれないかなぁ









今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます

建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております

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