改修工事あるある話 過去の施工品質がオカシイ件

今日のお話

いまやっている改修工事
当時行っていた
施工品質が・・・

     


群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”
など
【天井や壁】の内装工事を施工しています

(株)中島内装の中島と申します


普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど

工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!


とある店舗の改装工事がはじまりました


この店舗は10年に一度
改装工事を行うそうで
今回で2回目の改装工事みたい


今回改装部分を一部解体して
軽量鉄骨下地がどんな状態なのか
確認したら・・・


なんか溶接した跡があって
ちょっと不安なんですが(;・∀・)
しかもスタッドピッチが粗い


予想が的中・・・(´;ω;`)

どんなおさまりしてるんだい
・・・こんなやり方初めて見た


下がり壁をつくってから天井をつくるって
セオリーじゃないことやってて
スゲーことやってんなって
ある意味感動しました
(モチロンおかしい意味でね)


高い天井と低い天井をつくってから
下がり壁をつくるのが一般的

それをどうして下がり壁(写真では
垂れ壁に見える)をつくってから
天井をつくったのか見当がつきません

逆にやりづらいと思うけどね…


しかも、これはやっちゃダメだって

パッと見て何がおかしいか
わかった方はスゴイ!

軽量鉄骨天井下地に重要な役割を果たす
吊ボルトが真ん中1本しか
設置されていないΣ(・□・;)


何も気づかずに解体していたら
低い天井は崩落してました


この天井をつくった職人の
感性がまったく理解できませんな


施工マニュアルを無視
アーク溶接でガチガチに固定
スタッドピッチが粗い

2000年代より昔なら
通用していたことを
2010年代でやっていたことに
呆れるばかりでした


もしも大きな地震が起きていたら
天井が崩落してもおかしくない状態
なにもなくてよかったですよ


予定よりも使う材料が多くなり
そして工程が増えてしまい
ぐちゃぐちゃです(;・∀・)


改修工事あるある話で
解体してみないとどんな状態なのか
わからないことが多々あるけど
今回の施工品質はちょっとねぇ


良いモノをお届けするレベル
ではなくてホント残念でした



どうやって工事を進めたか
あとで改めて紹介しますね


《本日の予定の進捗状況》
某現場作業 〇
見積もり作業 〇
飛び込み現場打合せ 〇

こんなときに飛び込みはきつい(;・∀・)

《明日の予定》
某現場作業


なんとか明日中に終わらせたい



今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます

建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております

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