築年数が経っている建物にありがちなよくない耐火壁の貫通処理

今日のお話

とある建物の改修工事で
偶然にも発見してしました

今やったらゼッタイにダメ

     


群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”
など
【天井や壁】の内装工事を施工しています

(株)中島内装の中島と申します


普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど

工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!



とある場所で天井点検口を
取り付ける工事をしに行ったときの話


築年数が相当経っている建物
天井裏の設備機器を確認するため
点検口を取り付けました


こういう工事は大歓迎!!
当時の施工状況が垣間見れるからね😁


さて、今回はどんな感じかな↓


…ちょっとまて


おいおいおい(;・∀・)
耐火壁の貫通処理ができとらんorz



耐火壁…防火区画壁において
上の写真のように、配管や
ダクトが干渉する場合があります

そういう場合は貫通処理
ダクトや配管のスキマから
煙や炎が伝わらないよう
処理をしなければなりません


なのに、配管周りがスキマだらけ
もし、現在消防検査をした場合
決して許可がおりない・・・

建物として使うことができません


2000年代に入ってから
シッカリと検査している印象

ひと昔前までは写真の通りの
状態でも検査はクリア出来ました


今こんなことをやってしまったら
会社の信用がガタ落ちだし
今後仕事なんてとれません…


改修工事をやったら、こんな状況の
建物は結構あります

それをみるたびに手抜き工事を
したらどうなるか
シッカリと施工しないとなって
感じるところです


耐火壁は万が一火災が発生した際に
命を守るために施工するモノ

ただただ壁をつくっているのではなく
命を守る壁をつくっていると
頭の片隅でもいいので
思いながら施工して欲しいですね



今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます

建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております

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