施工計画書通りに工事しているかとても大事なことです

今日のお話

建設関連のとある裁判の
判決がでました

その裁判の肝となるのが
施工計画書というもの

それがなぜ大事なのか
お話していきます

     


群馬県館林市で”軽量鉄骨下地工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”
など
【天井や壁】の内装工事を施工しています

(株)中島内装の中島と申します


普段見ることのできない天井や壁の
ウラ側や建設業界のことなど

工事をしている者の視点で
情報を発信していきます!



興味深い裁判の判決が出たようです

業者の工事「施工水準満たさず」 県営施設めぐる訴訟、愛知県が勝訴(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
愛知県営油ケ淵水辺公園(安城市、碧南市)内に建設中の「水辺の学習館」(仮称)の工事内容を巡り、受注業者と県が互いを提訴した訴訟の判決が19日、名古屋地裁岡崎支部であった。朝日貴浩裁判長は業者の工事

ある公共物件の工事の施工中に
施工不良があったと指摘され
工事契約を解除されてしまうことに

それが不服として裁判をしていた事件


受注した工務店が県に提訴していて
判決は工務店側の敗訴となったそう


報道ベースだと、工事の契約解除に
なった原因が施工計画書だったそう

施工計画書は工事をどのような工法で
施工していきます…と事前に提出する書類


それが、県と工務店が所持する書類に
一部異なる部分があったそうです


それで、工務店がやった工法と
県が所持していた計画書とは異なる
工法で施工していて問題が発生したみたい


敗訴した工務店は控訴するそうで
しばらく見守ることになりそうですね



大きな元請け会社になると
下請け業者は施工計画書を
提出することがあります


弊社で言えば、内装工事をするにあたり

工事現場の組織体系
使用する建材の仕様やメーカー
どのような工法で施工するのか


上記のような内容をまとめて
提出しています


その通りに施工しているか
元請け会社さんは写真などで記録

提出している計画書と
異なっていれば・・・

まぁ大問題になりますよね(;^_^A
今回の訴訟のようにね



訴訟のことは詳しくわからんので
話すことはしないけど

実際に工事する者…
おそらく下請け業者になるのかな

その者と施工会社が計画書を
確認して施工していたのか
そっちの方が気になりますね


弊社の工事分野である
石こうボード貼り工事


特に耐火壁に関しての工法は
似ているようで異なっているモノが多い

例えば、接着材の塗布量とかね


工法のマニュアルをうる覚えだと
勘違いすることになって
それが施工不良につながる可能性に…


そのため、現場ごとに採用する工法を
現場へ入場する職方さんへ
都度説明をするようにしています


ちょっとしたミスによって
品質が悪くなるのは避けたいですからね


良いモノをお届けするために
施工計画書通りに工事をやっているか
非常に重要になっていきます


常に施工がしっかりとやっているか
互いにチェックしていきましょう









今日はこのへんで
最後まで読んで頂きありがとうございます

建設系内装工事にてご相談したいことが
ありましたら下記のメールもしくは電話にて
お待ちしております

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